|
日 時 Date and Time: 2008年6月27日(金)12:10〜
場 所 Venue: 琉球大学 文系総合研究棟7階(703号室)(模擬法廷・旧多目的室)
報告題目 Title:沖縄出身移住者の周縁性と創造力――サイパン、パラオ、鶴見・川崎の事例から
報告者 Speaker:飯高伸五
(日本学術振興会特別研究員PD/筑波大学)
要 旨 Abstract:
本報告では,近代日本の形成・拡張の過程で,沖縄から内地・外地に移住した人々が周辺的な位置づけを余儀なくされる一方で,社会文化的な想像力を発揮してきたことを調査データに基づいて明らかにする。具体的には,戦前,日本統治下にあった南洋群島(ミクロネシア),及び大正期以来,京浜工業地帯の中心地となった神奈川県の鶴見・川崎の沖縄出身者を事例として取り上げる。前者の事例では,サイパンやパラオで,農業,漁業,鉱業など様々な開発に従事した沖縄出身者の移住者と,現地の人々との接触状況下で形成された異種混淆の文化を検討する。後者の事例では,就職差別への対応や生活改善運動と密接に連動しながら発展していった県人会組織が,地域社会の中で確固たる位置を確保する過程を検討する
|